安全設備 |
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安全設備の設置=安全作業か? |
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安全設備を設置しなければ安全作業ではないと思われるが? |
皆さんは工事を行うにあたって、必ずと言っていいほど安全対策を施されます。 その一環として安全設備を設置します。 しかし、外見の安全設備が設置されていないと安全ではない、 と思われるときもあるのではないでしょうか。 発注者側からは、発注者側の会社で決められていることだからとか、 指示書や計画書などに書いてあるからとかで、 闇雲に安全設備を設置するよう指示されるような場合もあるのではと思います。 状況においては、安全のための設備を設置すること、 あるいは安全設備を設置する行為が、 逆に危険要因あるいは危険な状態になる場合もある、 にもかかわらずです。 要するに発注する側が仕事を知らない、状況が理解できない、机上優先的感覚等が考えられます。
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安全設備と安全用具の違いはあるのですが、 例えば、私は幾度か建築現場の労使安全パトロールに参加したことがあります。 ある現場のことですが、全く必要が無い作業や安全用ロープが使用できない場所にも係わらず、 現場構内では必ず安全用ロープを携行させている現場がありました。 いつでも使えるように携行しているとは言え、 現場構内を歩くだけでも安全用ロープを携行する姿や、 管理者にもかかわらず安全用ロープの使用が必要な時に使用していない、 などの状況が見受けられたりしました。 何とも格好だけと言わざるを得ない光景が見受けられたものです。 それこそ「仕方がないから」の光景で、 何のための安全用ロープなのかをほんとうに理解しているのか疑問に思われたものです。 私は、建築関係は専門ではないので建築関係に携わる方々からはお叱りを受けるかもしれませんが、 しかし、私は安全用ロープの使用については熟知しているつもりです。
上記はほんの一例ですが、工事を行う前には、 当然の事ながら発注者側と受注者側や受注者側と施工者側の詳細な打合せが必要です。 安全対策を闇雲に施せばいいと言うものでもない訳で、作業員や第三者に対しても、 安全対策が逆にマイナスに働く場合や工事の進捗に従い環境が変わるということ、 あるいは何故その対策が必要なのかなど、お互いに確認し納得することが必要です。 状況に応じた的確かつ納得した安全対策が必要であるということです。 |
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